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よく晴れた日にイランへ

¥1,980 (税込) 本体価格:¥1,800

イランはきびしい原理主義の国ではない。
今こそ、イスラームの地、イランの普通の人々の、普通の生活を知ろう。
美しくきびしい自然と親切な人々。
イランの人々と語り明かしながら、
ザグロス山脈の山奥の村を訪ね、
遊牧民を探し求めた蔵前仁一のイラン紀行。
ガイドブックには出てこないイランの美しい見どころをご紹介します。


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蔵前仁一
定価:本体1800円+税(税込価格1944円)
A5判296ページ(カラー80ページ)
ISBN978-4-947702-72-2 C0026

本書で旅する国々

バルカンとコーカサスへ 蔵前仁一

 この本は、僕が旅をしたバルカン諸国と南コーカサスの旅行記である。
 バルカン諸国は東ローマ帝国とオスマン帝国の支配下にあった歴史があり、南コーカサスの国々もまた同じようにセルジュク朝やオスマン帝国、あるいは東ローマ帝国の支配下に入った歴史を持つ。だから、これらの地域のほとんどはイスラームと東方正教の世界だ。
 そして、ギリシャを除いて冷戦時に社会主義国でもあった。冷戦構造が終結してから20年以上たつが、これらの地域が社会主義から市場経済へと移行すると、コーカサスの国々の中からはロシア離れが進んでヨーロッパに接近しようとする国も現れる。バルカン諸国ではユーゴスラビア紛争を経てEU加盟を果たす国も現れた。
 僕はこれまでおもにアジア、中東、アフリカなどを旅してきたが、ずっとこういったところを旅できないでいた。南コーカサスは長らくソ連邦の一員で旅ができなかった。旅ができるようになったのは、ソ連が崩壊した1990年以降である。それからこの地域では紛争が続き、すぐに旅ができるという状況になかった。そして、バルカン諸国ではご存知のようにユーゴスラビア紛争が起きた。
 はたして、コーカサスの国々とはいったいどういうところなのか、そしてユーゴ紛争後のバルカン諸国はどうなっているか。本書をお読みいただければと思う。

第1章 バルカンの花

バルカンはどこにある?/ザグレブの退屈/アドリア海沿岸の明るすぎる町/銃弾の跡──ボ スニア・ヘルツェゴビナ/サラエボのイスラーム/サラエボのトンネル/サラエボの花/山を越えてモンテネグロへ/小さな国の産業/絶景かなコトル湾/謎の 国アルバニア/アドベンチャーな山の旅/天国を歩く/コソボ経由ティラナ行き/ヨーロッパの最貧国/千の窓の町/石の町/血讐の掟/マケドニアへ/銅像の 大都会/緊張のセルビア入国/キリムの町/イスラームの町ノビ・パザル/修道院のフレスコ画/大都会ベオグラード/美しいアールヌーヴォー建築/セルビア は「悪者」だったのか/バルカンの旅を終えて


第2章 ルーマニア田舎紀行──もう一つのバルカン

ヨーロッパ最後の中世へ/ブカレスト/チャウシェスクの遺産「国民の館」/農村博物館の半地下住居/モルドヴァの修道院/ホテルのオーナー兼ドライバーとの話/平均時速三〇キロのスロートレイン/ルーマニアのヒッチハイク/マラムレシュの教会を巡る/バイア・マーレから田舎の村へ/都会の香りクルージュ=ナポカ/ロマの宮殿/セーケイ人の町/お釣りが多い/雨のブラショフ/華麗なるマノレ修道院/ブランクーシの作品群/半地下住居はどこにある?/列車を乗り間違える/革命発祥の街ティミショアラ/ルーマニア旅行の醍醐味

第3章 コーカサスの虹

またもや謎の地域コーカサス/コーカサスのモダンシティ/コーカサスの山々へ/鍛冶の音が響く村 /隊商宿のホテルで眠る/グルジア入国/洞窟の修道院/多民族都市トビリシ/グルジア軍道を北へ /アルメニアの首都エレバン/聖なる山アララト/エレバン近郊を見てまわる/崖の上の修道院 /コーカサスのいちばん長い旅/南オセチア紛争とアブハジア問題/ゲラティ修道院/塔の家の立つ村 /ウシュグリの虹/旅の終わり/トルコ入国

 

追加情報

サイズ 395 mm

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蔵前仁一 著

A5判222ページ(カラー80ページ)
ISBN978-4-947702-73-9 C0026
2015年4月13日発売

危険だというイメージがある地域ですが、同じ中東でもシリアやイラクと違い、イランは平和で治安もいいところです。旅行客にとっては見どころも多く、著者が一カ月かけてまわったイラン各地には、日本人がほとんど知らない素晴らしい場所が紹介されています。イランの実情が知りたい方、イラン旅行をお考えの方には必読の書です。

予約の方にはイラストサイン入り、イラン絵はがき4枚プレゼント。

【目次】

テヘランからタブリーズへ
テヘランに到着/テヘランの素っ気ない街並み/イランのネット・通信事情/ヘジャブが問題/旧アメリカ大使館を見る/列車に乗ってタブリーズへ/タブリーズの美しい山へ/イランのミニカッパドキア/親切なイラン人現る

イラン北西部タブリーズ近郊の山々。海底から隆起した地形が美しい地層をうかびあがらせている。
クルド人の村
クルド人の街サナンダジ/イラン人のホスピタリティ/イラク国境地帯の村パランガン/さらに国境地帯を行く

イラク国境に近いパランガン村。山の斜面に築かれている。

ハマダーンの「親切なイラン人」
高級ホテルに宿泊/イランの絨毯/恋しいニホン

イラク国境地帯の風景。イラクからの原油を運ぶタンクローリーが走る。

カーシャーンのバーザール
奇妙な形の建物がある街/カーシャーンの伝統的邸宅/俺はオーストラリアへ行きたい/バーザールの異空間

カーシャーンのバーザールには息を呑むような

ザグロス山脈の村へ
大観光都市エスファハーン/ザグロス山脈の村へわけいる/イランの大統領は操り人形か?

女性客の多い、にぎやかなエスファハーンのバーザール

ザグロス山脈の奥深くに孤立する村。ほとんどが自給自足の生活だ

遊牧民を探して
遊牧民はどこにいる?/カシュガイ遊牧民

泥壁の街ヤズド
月世界のような風景/ヤズドの伝統的住宅/親切だけどいいかげんなツーリスト・インフォメーション/ヤズド郊外へのツアー/きびしい検問/中国人旅行者

沙漠地帯の町ヤズド近郊に残るカラナックの都市遺跡

聖地マシュハド
マシュハドへの長いバス旅行/マシュハドの雨

【コラム】イランの車事情
【コラム】イランの遊牧民
イラン旅行情報

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